Quantcast
Channel: 学生寮/奨学金
Viewing all 2701 articles
Browse latest View live

イオンモール長久手と産学連携協定を締結

$
0
0

イオンモール長久手(12/9開業)と名古屋商科大学は、「産学連携協力に関する連携覚書」を締結しました。
本覚書は、両者が様々なフィールドで包括的に連携することにより、長久手市をはじめとする関係市町村等(愛知県日進市瀬戸市)の活性化に貢献することなどを目的に締結いたしました。

(写真左)イオンモール(株)営業本部営業統括部 東海・長野事業部長 近藤氏、(写真右)名古屋商科大学 学長 栗本氏

イオンモール長久手とのコラボレーションによる学生参加型地域活性化イベント

協定後の取り組み第一弾として、地域活性化を目的とした授業「NUCBフロンティア力育成講座(担当:経営学部 亀倉正彦教授)」において学生が地域の課題解決に取り組みます。
受講学生の約20名が中心となり、長久手市、日進市、瀬戸市の特性を活かしたオープニング企画を考案し、実際の準備・運営まで行うものです。
本年4月より授業を開講し「長久手市チーム」「日進市チーム」「瀬戸市チーム」「大学間連携チーム」の4チームに分かれた学生や3市の担当者のほか、イオンモール担当者も参加して企画を進め、オープン翌週の12月18日(日)に、各班が企画したイベントをイオンモール長久手内で実施いたします。

参加学生との記念撮影

亀倉教授による講義概要の説明

学生による取り組み内容の報告

イオンモール長久手(12/9開業)

ニュース資料

調印式の様子は、中京テレビ「キャッチ!」とCBC「イッポウ」にて報道されました。

また、日テレNEWS24「地域盛り上げで 大型商業施設と大学が協定(愛知県)」でニュース映像を閲覧できます。



語学力を伸ばせる環境

$
0
0

愛知県 小牧高等学校

私はもともと海外に興味があり、将来はグローバルで活躍できる人になりたいと考えていたため、ネイティブスピーカーの先生や留学生から学ぶことのできる名古屋商科大学に進学を希望しました。
現在は、コミュニケーション学部の英語学科に所属しています。1・2年次に学んだ基礎英語をもとに、クラスメートとディスカッションなどを行い、英語でのコミュニケーション力を伸ばしています。自分の英語表現力の無さで愕然となる時もありましたが、クラスメートの支えや先生の手厚い指導のおかげで英語表現力が豊かになりました。そして、3年次にはイギリスのマンチェスター大学への語学留学に参加することができました。留学に参加する前には、分からないこともあり、不安にもなりましたが、先生が留学に向けて熱心に指導をしてくれたため、自信を持って留学に臨めました。語学留学の他には、1年次に海外インターンシップで約2週間、ベトナムのハノイにある企業で働くという経験もできました。このように海外に行きたい!と意欲があれば、いつでも挑戦が出来る環境はとても嬉しいです。将来は、今まで学んできた英語をうまく使い、日本と海外の両方に携われる職業に就きたいと考えています。


アクティブラーニングで考えるアイディアの育て方

$
0
0

本日より川島俊之先生による週末講義「戦略的デザイン思考」が始まりました。週末講義は各タームごとに、2週に渡って週末の土日に行われ、4日間で完結します。
初日である本日の講義では、まず新しいアイディアを思いつくにはどのような思考で物事を考えればいいのかを理論や手法を実践しながらアクティブラーニングで検討しました。

アイディアに共感する

講義の初めに、川島先生はあるルールを設けました。それは「YES,and」ルールです。このルールは、学生にイノベーションを起こすための思考法に慣れてもらうために設定されました。これは相手の意見を否定しない、「その考えいいね。もっとここはこうすると良くなるんじゃないかな?」と言った具合に連鎖的に議論するように心がけようというものです。
新しいアイディアや面白い意見は、まだ未熟な部分が多いので指摘したり否定したりすることは容易にできます。しかしそれでは、せっかく生まれたアイディアがそこで途絶えてしまうことになります。自分の固定概念でアイディアを否定しない、狭い視野で物事を見て判断しないことがイノベーションには大切だと川島先生は説明しました。

紐付けられた事実と思考

今回のケースはあるベンチャー企業に投資する「わたし」の視点で、そのベンチャー企業の社長をクビにして自分が社長になろうと判断した経緯が書かれています。
グループワークではケースの内容から、事実と「わたし」の思考に区別して付箋に箇条書きにし、ホワイトボードに並べていきました。事実と思考に関連性があるのか、根拠の弱い思考なのか、それとも勝手に思い込みで考えていることなのかをグループで検証しました。
このグループワークをした結果、「わたし」の言う通り社長をクビにするという意見と、クビにしないという意見に分かれました。
「わたし」自身が社長になると判断した経緯には、「社長は営業しかできない」という思い込みや「商品開発に興味がないように見える」「「わたし」にも社長は務まる」という根拠の弱い思考、「社長自身が考えた事業計画が素晴らしい」といった無視された事実もあることがグループワークから見えてきました。
学生は、事実と思考を整理したことで、「社長の役職はクビにするけど、営業としては優秀なので営業職になってもらう」「「わたし」も認める評価の高い事業計画を作った社長が、商品開発に興味がないとは思えない」など、新たなものの見方ができるようになりました。
明日も、アクティブラーニングでデザイン思考の必要性の理解や、創造的な課題発見・解決のための技術の習得を目指します。


アクティブラーニングで考えるリーダーシップ

$
0
0

今回の北村貴先生による「政治学」では、小泉純一郎元首相のリーダーシップについて、アクティブラーニングを通じて学びました。一匹オオカミを貫き、永田町の変人と呼ばれた小泉純一郎元首相が、いかにして執政長官まで上り詰め、どのようなリーダーシップを発揮したのか。小泉内閣が発足した2001から内閣総理大臣を退任した2006年までをケースで読み、もし自分が小泉本人なら、あるいは小泉内閣に関与する議員なら、どのような行動に出るかということを考えました。(以下、敬称略)

「暗黙の条件」を打ち破った男

前回までの講義に習うと、1980年代以降の自民党では、影響力が強い派閥が支持する人物が総裁に選ばれていました。言わずもがな、派閥なくしては自民党での支持が得られませんでした。ところが、この暗黙の了解を打破した人物がいました。元内閣総理大臣である小泉純一郎です。自民党のどの派閥にも属さず、一匹オオカミな上に言いたいことをそのまま口にする小泉は、自民党内で変人と呼ばれ煙たがられていました。その小泉が主張していたのは、「郵政民営化」です。もともと国の事業である郵政事業を、民間企業に改編するというのです。当時、郵政事業は自民党の権益であったため、民営化することは自民党の誰もが嫌がりました。
小泉の挑戦は1995年の自民党総裁選から始まります。変人扱いの小泉は、投票者からの支持が得られず橋本龍太郎に大敗。その後1998年に行われた自民党総裁選でも、無派閥の梶山静六にまで敵わず負けてしまいました。
ここで学生に問います。いずれの総裁選も、郵政民営化を主張する小泉に勝ち目がないことは小泉自身も認識していました。では、出馬するメリットとは?
「変人が故にマスメディアに取り上げられ、知名度が上がる」
「小泉の掲げる政策を国民に強くアピールできる」
これらの意見を聞き、出馬せざるべきといった学生の声も挙がります。
「変人とマスメディアに囃し立てられ、国民にマイナスイメージを与えてしまう恐れがある」
「目立つことにより敵が増え、郵政民営化を反対する党員らに政策を阻まれる可能性がある」
小泉は出馬することにメリットを見出したため、負け戦であろうと総裁選に挑戦したのだと考えます。

小泉ブーム到来

1998年の自民党総裁選で総理大臣に選ばれた小渕恵三が急逝したため、急遽後継に森喜朗が選ばれました。数々の失言がメディアに取り上げられ、支持率も7%と記録的不人気となり、参議院選挙に備え森は自民党総裁を辞任しました。
さて、そうなると自民党総裁選です。2001年の選挙には橋本龍太郎、小泉純一郎、麻生太郎、亀井静香の4名が立候補しました。今回は各都道府県に3票与え、国会議員の票との合計で選出される仕組みです。国民の政治不信が高まる中、小泉は各都道府県を周り「古い自民党をぶっ壊して政治経済の構造改革を行う」とアピールしました。国民の期待を背負い、予備選では小泉が大勝。圧倒的な支持を誇りました。
なぜ2001年の総裁選挙において、一般自民党員の多くが小泉を支持したのでしょうか?
学生に意見を聞いてみます。
「森内閣時代に支持が凋落したため、小泉を選ぶことによってゼロからの再生を目指したかった」
「古い自民党の態勢に呆れ果て、この人なら改革をしてくれるのではないかと期待を集めた」
「話題性のある小泉を支持することにより、国民の支持が得られそうだから」
そして、その後に行われた自民党国会議員の投票の結果でも、小泉が票数を獲得し大勝しました。今まで自民党総裁選で大敗してきた小泉が、なぜここにきて自民党国会議員の多くの支持を得たのでしょうか?
「予備選の結果を見て、バンドワゴンに乗ったから」
「自民党の不満が増長し、改革派に寝返った議員が増えたから」
「国民から人気の高い小泉を支持することで、自身も国民からの支持が得られると感じたため」
学生から意見があったように、小泉人気に便乗し議員の多くは小泉に投票したのです。
かくして小泉内閣が誕生しました。

郵政民営化への道のり

新たに発足した小泉内閣は、今までの政界の風習を覆すような政治を執ります。まず、自民党内の改革反対派を「抵抗勢力」と位置づけ、政府との力関係を図りました。自民党とは協調せず、リーダーシップを発揮したのです。ではなぜ、今までの政治は与党を無視できなかったのでしょうか?
「与党の賛成が得られないと法律が成立しないから」
「内閣不信任案を出されるだけではなく、可決されてしまう恐れがあるから」
「与党の支持を失うと、政権担当能力がないとみなされてしまうから」
学生の言葉通り、本来の議院内閣制とは与党の信任の下にあるものです。ですが小泉は抵抗勢力を攻撃し、協調しようとはせず、着々と権力を行使しました。
さて、小泉の最大の目的は郵政民営化です。2004年に自らのリーダーシップにより「経済財政諮問会議」を開催し、思案を作成。2005年には郵政民営化法案の事前審査をし、自民党内で反対意見が続出しました。小泉は「説得せず、調整せず、妥協せず」と反対意見を無視して法案を提出。ところが、衆議院では賛成意見が上回ったものの、参議院では否決されてしまいました。そこで小泉は、衆議院を解散させてしまったのです。(郵政解散)ここで自民党分裂が起こります。なんと小泉は、郵政民営化に賛成する候補者のみを自民党の候補者として公認すると公言し、これによって反対者は新党結成もしくは無所属で立候補をせざるをえなくなりました。選挙の結果、小泉は大勝し、悲願の郵政民営化法案が成立しました。

リーダーシップとは

最後に、北村先生から学生に質問です。「小泉による郵政解散を、リーダーシップとして肯定的に評価、もしくは独裁として否定的に評価しますか?自らが小泉になったつもりで、理由を付して論じてください。」
学生はそれぞれ意見し、議論が飛び交います。
「自分の政策に賛成しない議員は認めず、権力を行使して弱みに付け込んだので否定的に評価する」
「最終的には自民党を一つにまとめ、郵政民営化を達成したので評価する」
「しかし自分の味方を増やすためだけに郵政解散・選挙をし、総理の権限を乱用したのは評価しない」
「それでもリーダーシップを持って民意を汲み取り、国民を引っ張っていったのは肯定する」
小泉の政治の執り方は、非常にセンセーショナルであり、テクニックもしくは独裁とも捉えられます。人により感じ方は違えど、小泉は今までにない強いリーダーシップを確かに発揮しました。議院内閣制の中で、国民の意見を尊重した大統領型の政治を執り、自民党は逆らうほど抵抗勢力とみなされ為す術もありませんでした。
リーダーシップと独裁は紙一重で、バランスが難しいと言われます。小泉は、飾り物の総理大臣を置いていた政府の救世主だったのでしょうか。周りの意見を汲み取り、且つ決断を下す。リーダーシップとは何かということを、小泉純一郎の事例をもとに考えた講義となりました。


エストニアでのボランティアに参加して価値観や文化の違いを体感しました。

$
0
0

名古屋キャンパス 都心型コース
経営学部1年 橋本侑奈さん
愛知県 名古屋国際高等学校出身

今年の夏、国際ボランティアでエストニアに行き、環境保全に携わった都心型コースの橋本さん。系列校の名古屋国際中学・高等学校時代から海外やJICAの青年海外協力隊に関心を持つようになったとのこと。海外プログラムが豊富な名商大に入学したら様々なことにチャレンジしたいという思いから、今回の参加を決めました。

海外ボランティアの活動内容は?

この夏はエストニアでのボランティアに参加しました。2週間かけて、昔教会だった施設に井戸を作る作業をしました。自分たちで何もないところから井戸を作るのは大変でした。材料になる石を集めたり、セメントを作ったり、水を運ぶためにバケツリレーをしたりと肉体労働ばかりでしたが、2週間後に井戸が完成したときは達成感がありました。ボランティアメンバーは11人で構成され、日本人は私と名商大の日進キャンパスに通っている学生の2人でした。海外に行ったらできるだけ英語で会話をしようと心がけていたので、他のボランティアメンバーと積極的に話しました。メンバーにはフランス人や韓国人、スペイン人、エストニア人がいて、英語が共通語になります。ただ、英語と一言で言っても訛りやクセがあって聞き取りづらいこともあり苦労しました。高校時代にカナダやイギリスにホームステイをしたことがあるので、滞在中はなんとかコミュニケーションをとることができました。

滞在期間中の出来事で印象的だったことは?

食事後の食器洗いを当番制にしていたのですが、ある日当番の人が食器洗いをしていなくて、モメたことがありました。なかなか解決しそうになかったので、日本人の男の子が食器を洗い始めました。他のメンバーはそれを見て、「あの子がしてくれたからもういいよね」という雰囲気で、手伝うことはしませんでした。日本ではそのような状況だと気遣って手伝おうとすると思うんですけど、海外だと自分から「手伝って欲しい」と意思表示しないといけないんだと学びました。日本では当たり前と思っていたことが海外では通用しないということに気づかされ、そのような価値観や文化の違いを受け入れることができるようになったと思います。

次に挑戦したい海外プログラムや目標はありますか?

今回のボランティアを通じて、もっと自分の意思表示をしっかりするよう心がけるようになりました。ボランティアメンバーとは、今でも連絡を取り合っているのですが、まだ言葉の壁があってスムーズにコミュニケーションをとることができません。今後は英語でもいろいろなことを伝えられるようになりたいです。
また、海外に行ったことで視野が広がったことや、つらい作業の後に達成感を得られたことから、自分に自信がつきました。この経験を次につなげたいと思い、海外でインターンシップができる「CAPI」に参加することを決めました。自分が将来何を仕事にしたいのか、それを見つけられるのはCAPIだと思い、今はガイダンスに参加しています。
最近はホテル業界に興味があります。小野裕二先生の「マーケティング論」の講義で、「ザ・リッツ・カールトン 大阪」のケースを勉強して以来、ホテル業界に興味を持つようになりました。CAPIに参加してホテルの業務に携わってみることで、本当に自分のやりたいことなのかどうか見極めたいです。

橋本さんは、国際ボランティアに参加しました。

取材:2016年10月27日


人気No.1プログラム。就職研修会を開催

$
0
0

就職に強い名古屋商科大学の中でも人気No.1の就職支援イベントである「就職研修会」を長野県南木曽リゾート「ホテル木曽路」で開催しました。この研修会は、就職活動を控えた3年生を対象に『意識改革』を目的とした1泊2日の合宿型研修であり、今年は2週にわたり実施し、合計180名の学生が参加します。

当研修会は、実際の企業採用担当者、本学の教員組織である進路支援委員を相手に本番さながらの模擬集団面接、模擬個人面接、模擬グループディスカッションの実践を通して、現在の実力を認識し、改善点に気付くことができ、来るべき就職活動に備える目的で開催するプログラムです。何回も面接を繰り返し、個別にアドバイスをもらう中で、参加者は徐々に自信へとつながっていきます。
また、この研修会には、納得内定を獲得した4年次学生の有志が企画、運営してます。この日までに3ヶ月にわたり打ち合せを重ねて、誠心誠意、後輩の指導にあたりました。

さらに、昨年より名古屋商科大学大学院でイノベーション実践を研究する北原研究室(北原康富教授)による事業アイデアを(株)VoiceVoice(名古屋市 益田真里子社長)との共同研究で開発した「就活ヴォイス」を導入しています。「就活ヴォイス」とは、就職活動で差がつく「相手に伝える事を意識した話し方」を身につけるセミナーです。表情、声の大きさ、話すスピード等、相手に「伝える事ことを意識して話す」コミュニケーションを見直し、活用すること、また、一般に「雑談」と言われるフリートーク術を身につけることは、就職活動の際、面接官に良い印象を与えるだけでなく、就職してからの職場や取引先との人間関係を作る際にもたいへん有効です。

近年は、大学生が優位の「売り手市場」と言われる就職環境ですが、採用基準が厳しい企業は多くあります。名古屋商科大学の3年次学生は一人一人が納得内定を目指し、着実に準備を進めております。

就職率99.1%!! なぜ、名古屋商科大学は就職に強いのか?

名古屋商科大学の就職支援は、学生一人ひとりが明確な将来の目標を見つけ、そこへ到達するために必要なコミュニケーションや適切な知識、豊かで国際的な経験と自分を知る機会を提供し、共に歩むことだと考えます。

学生の売り手市場と呼ばれる昨今の就職環境において、本学のキャリアサポートセンターが学生に求めるのは、単なる内定ではなく、「納得内定」です。希望する業界、職種への就職が叶えられるよう、教員、職員はもちろんあらゆる支援企業が一体となり、入学初年度から学生一人ひとりをとことんまで教育、サポートいたします。

詳しくは、「就職に強い大学、名古屋商科大学」をご覧ください。


北南米一周に向け、飛び立つ二人

$
0
0

本日、Global Field Study Program B、通称「北南米一周プログラム」に参加するコミュニケーション学部の2名の学生が、中部国際空港からロサンゼルスへ向けて出国しました。二人はこれから67日間をかけて、南米大陸及びアメリカを旅してきます。
出発前には学長栗本宏先生とも懇談し、旅のアドバイスや激励の言葉をいただきました。
67日という長期にわたり北南米大陸を2人1組で旅をしながら、研究活動を行う。これまでの大学にはない挑戦的なプログラムに挑む二人は、きっと大きな成長を遂げ帰国することでしょう。
名古屋商科大学では、学生みなさんの海外への積極的な挑戦を応援しています。
二人の現地レポートを引き続きお伝えしていきますので、応援よろしくお願い致します!


軟式野球部│第37回東日本学生軟式野球選抜大会優勝!

$
0
0

2016年11月21日〜24日にダイワハウススタジアム八王子で行われた、第37回東日本学生軟式野球選抜大会にて本学軟式野球部が見事、優勝という栄光に輝きました。
決勝戦では東京で11月の積雪が半世紀ぶりという悪天候にもかかわらず、マネージャーをはじめチーム一丸で臨みました。
今後も、軟式野球部の活躍に注目です。

大会賞受賞者

  • 最高殊勲選手賞 山田選手(3年)
  • 最優秀投手賞  山田選手(3年)
  • 最優秀助演賞  マネージャー一同

大会結果

決勝戦:愛知大学名古屋学舎

TEAM123456789
名古屋商科大学3000000003
愛大名古屋学舎0000000000

準決勝戦:文教大学

TEAM123456789
名古屋商科大学0001000012
文教大学0000000101

初戦:青山学院大学

TEAM123456789
名古屋商科大学0011000013
青山学院大学0000000000


視野が広がるだけでなく、営業という仕事について学べた2週間でした。

$
0
0

名古屋キャンパス 都心型コース
畑中葵衣さん

今年の夏、海外インターンシップでベトナム・ハノイに行き、レオパレス21でインターンシップを行った都心型コースの畑中さん。人生初の海外で、日本人駐在員向けの不動産の仲介業に携わりました。参加を決めた経緯から業務を通じて学んだこと、これからの目標などお話を伺いました。

海外インターンシップに行った理由は?

海外インターンシップに参加することによって、自分の視野を広げたかったからです。私は、自分とは違う意見を受け入れられなかったり、些細な事を気にしすぎてしまう性格なので、それを変えるために海外で異文化やさまざまな価値観に触れて、柔軟に物事を捉えられるようになりたいと考えていました。そんな時、海外インターンシップのプログラムが名商大にある事を知って、一生海外に行く事はないだろうなと思っていましたが、このチャンスを逃したくないと思いガイダンスに参加しました。また、インターンシップは単なる海外旅行とは違い、ビジネスマナーや社会人に必要なスキルを学べる点でも、得るものが多いと思い、参加を決めました。
ガイダンスでは海外へインターンに行くまで、きめ細やかな指導をしてもらえたので、初めての海外でも安心して行く事ができました。

インターンシップで学んだことはありますか?

企業の立場、お客様の立場を両方見られるという理由から、不動産の仲介業に携わりました。業務内容はお客様と物件訪問や物件の視察、営業、事務作業などです。営業活動では、現地にある日系企業に20件電話をし、2件アポイントを取りました。営業の方に同行して企業訪問をした際には、私からもお話をさせて頂いたりと貴重な経験を積む事ができました。営業では、いきなりビジネスの話をするのではなく、まず世間話から始まります。最初に営業の様子を見ていた時は、世間話ばかりしていて大丈夫なのかなと思いました。しかし営業の帰りのタクシーで企業の方が、「世間話はお客様との信頼関係を築くために必要なコミュニケーションなんだよ。」と教えてくださいました。コミュニケーションをとるために、お客様が興味のある話題について知らないと話は弾みませんし、経済や世界の情勢など豊富な知識が営業には必要なんだと学びました。
レオパレス21の仕事は、単純に部屋を紹介するだけだと初めは思っていました。しかし、実際には水周りの整備や、害虫駆除といった建物の管理やWIFIの管理、ハウスキーパーの仲介役など様々な業務があり、お客様に部屋を紹介するために様々な業務があることを知りました。

次の目標はありますか?

将来何になりたいか、目標は焦らずにゆっくり考えればいいと、企業の方にアドバイスをいただきました。これからの大学生活で色々な経験を積んで、もっと勉強をして、じっくりと自分の将来について考えていきたいです。
今後は、国内のインターンシップに積極的に参加していきたいです。今はまだ自分がやりたいことを探している段階なので、どんな業界にインターンに行くか説明会やガイダンスに参加して絞っていきたいです。

畑中さんは、海外インターンシップに参加しました。

取材:2016年10月28日


ドイツでの異文化体験

$
0
0

石川県 小松市立高校

私は約1ヶ月間ドイツで国際ボランティアに参加しました。参加した理由は、ドイツはもちろん多国籍のメンバーからさまざまな文化を触れてみたいと思ったからです。また、一人旅でどのくらい自分が勇気を出して行動ができるのか試してみたいと思ったことも大きな参加理由でした。参加してみて、日本人と外国人の考え方の違いを感じることができました。外国人のメンバーはいつもポジティブで、積極的にボランティアをしており、私自身も帰国した後は、ネガティブなことは考えず、とりあえずやってみるといった積極性が身に付いた気がします。これは、実際に海外に行ってみなければ実感できないことです。今後は英語をもっと話せるようになって、在学中にもう一度海外へ出てみることが目標です。名商大は国際ボランティア以外の留学プログラムも充実しています。特に海外インターンシップは、海外にある企業で多国籍の人と一緒に働けるため、魅力的に感じます。


科研費研究の紹介 Vol.1 ~経済学部 中西啓太 先生~

$
0
0

名古屋商科大学では科研費を取得して研究活動を行っている教員を取材し、その研究内容を公開します。今回はその第一弾です。これから数回にわたり連載予定!です。

教員・研究者の紹介

経済学部専任講師 中西啓太 (神奈川県出身)

  • 2015年4月、名古屋商科大学経済学部に着任
  • 2015年3月、東京大学大学院人文社会系研究科修了(博士(文学))
  • 2010年3月、東京大学文学部卒業

経済学部 専任講師 中西啓太 先生

専門は日本近現代史。特に、国家と地域社会との相互作用、その間を媒介する地方行財政の働き、その周囲の地域経済や農村社会との関係に関心を持っています。
研究に活用する歴史史料を探すため、あちこちの文書館や資料館を回っています。また、古文書を所蔵するお宅にお邪魔し、整理や調査にも従事しています。

研究のテーマ

研究課題名「近代日本における地方行財政の転換と郡・町村の相互関係」

江戸時代の村落と現代の市町村は大きく異なる存在に思えますが、その間わずか100年ほどしか隔てていません。江戸時代が200年以上続いたことを思えば、急激な変化があったことが予想されます。なぜ、このような変化が可能だったのか、予想される歪みはどのように処理されたのか、そして現代にいかなる影響を及ぼしているのか、具体的には国家・地方行政機構・地域社会の相互関係を分析することを通じて考察しています。
特に注目しているのは、法律や政策が実行される場面での実態です。戦前日本の中央地方関係の特徴として、地方に政策・事務は行わせるが、財政制度は国庫優先で地方に制約がある、という行財政両面にわたる負担転嫁があったと言われています。
しかし、それではなぜ地方は大きな負担を耐えられたかというと、法律で決められた内容には、実は細かくも大きな裁量の余地があり、各地域の現実との間で摺り合わせが行われることが想起されます。その局面での柔軟性こそが、近代日本の歩みを支える強力な土台であったと考えています。この関係性が、日本の経済発展にあわせてどのように変化していくのか、地域間格差の発生や、企業・農村社会との関係の変化なども念頭に注目しています。

研究成果の普及

グローバル化が進めば進むほど、同時に「ローカル」の持つ重要性は高まると言われています。
しかしそれにもかかわらず、現代日本では、地方財政の窮乏化や地域間経済格差など、「ローカル」は大きな問題を抱えています。一方で、なぜこうした問題は生まれてしまったのか、その背景に対する認識はとても乏しいものではないでしょうか。そのような状況下で抽象的に地方分権化や地方創生と唱えても、果たして有効な対策となるのでしょうか。問題の淵源を実証的に探ることが対策の第一歩であり、本研究は着実にその真相に迫っていきます。歴史学はこうした基礎科学としての側面も持っています。

実際の講義への応用

歴史の講義は、現代とは大きく異なる社会のあり方を理解することで、異文化理解につながる力を養う意義があると考えています。
たとえば「日本産業史」では、経済発展の度合いがまったく異なる状況で、いかに経済社会が成り立っていたのか、理解することにつとめています。「地方財政論」では、現代の地方財政制度や中央地方関係がどのようにして形作られてきたのか、大きく異なるシステムがなぜ成り立ち、なぜ変化したのか、最新の知見も導入しながら、戦前と現代を比較する広い視点から講義を行っています。また、数値や歴史史料から情報を読み取り、意見を出し合う形の学習も重視しています。さらに、研究の進展により、高校までの学習や一般的なイメージとは見方が変わっていることがらも多く存在します。こうした視点の転換を理解することは、多様なものの見方を身につけることにつながります。

科研費とは

科学研究費補助金は全ての研究分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を発展させることを目的とする研究助成金です。助成金は、相互審査(ピア・レビュー)を経て、独創的・先駆的な研究と認められた事業のみが採択されます。名古屋商科大学では科研費による研究テーマや実績について広く公表していきます。

科研費

科研費ロゴ


世界ビジネススクールランキング2016発表!

$
0
0

世界ランキングにて引き続き国内5位(4Palmes)にランクイン!

名古屋商科大学は本日発表の2016年度 Eduniversalビジネススクールランキングにて「国際的に知名度の高いトップビジネススクール」にあたる4Palmes(4つ星)で、前年に引き続き国内5位にランクインしました。

Eduniversal ランキングは、国際認証の取得の有無や国際的な影響力、プログラム内容等の評価を基に、国際的な専門家で構成される委員会および各大学院研究科長の投票によって評価、決定されるものです。世界の154カ国トップ1,000校の中に選ばれ、かつ本学が日本を代表するビジネススクールの1つとして世界的に認められていることの証であり、2つの国際認証(AACSB、AMBA)を保持する教育の質の高さ、世界各国のビジネススクールとの提携関係をもつ国際的なプレゼンスが評価されたものと考えられます。

名古屋丸の内タワー(大学院)

名古屋丸の内タワー(大学院)

    

大学ランキング

Eduniversalビジネススクールランキングとは

フランスのSMBG社が実施する世界のビジネススクール(経営大学院)を対象としたランキング。世界154ヶ国1,000校のビジネススクールを対象に「プログラムの評判」、「卒業生の進路&収入」、および「卒業生の満足度」の3基準でランキングを実施しています。
eduniversal-ranking

順位大学Palmes
1位慶応義塾大学大学院5Palmes
2位早稲田大学大学院5Palmes
3位京都大学・大学院4Palmes
4位東京理科大学4Palmes
5位名古屋商科大学・大学院4Palmes
6位神戸大学大学院4Palmes
7位一橋大学大学院4Palmes

《講義レポート》ビジネス倫理:山蔦真之先生

$
0
0

ビジネス倫理の必要性

現在の日本は戦後の経済発展により、かなり豊かな時代になっています。さらに、グローバリゼーションの進展によって、経済発展の恩恵は世界中で享受できるようになりました。しかし、一方で副作用とも言える「ひずみ」が少なからず起きています。環境破壊問題、企業の内部告発問題、賃金格差や労働問題など、多くの社会問題が発生しており、これらの問題は経済学や経営学とは別の論理「ビジネス倫理」として考えていかなければなりません。複雑化する経済や社会の中で、保たなければならない「ビジネス倫理」をさまざまな事例を取り上げて学んでいきます。

日本人は働きすぎなのか!?

今回の講義のテーマは「労働問題」。特に、今話題になっている「過労」にスポットをあて、学生同士の議論によって、その根底にある課題を見つけながら解決策を考えていきます。日本人が勤勉な国民であることは今や有名ですが、なぜ、そんな国民性になったのか?その歴史的な要因を紐解きながら、原因を探っていきます。原因を探ることで解決策も見えてくるのです。

山蔦真之先生が取り上げた教材「日本人はいつから働きすぎになったのか:磯川全次著」を参考にしながら、学生たちはグループに分かれ、この原因をディスカッション。特に明治時代に起こった「労働革命」時の働き方について、議論が交わされました。この時代に象徴とされたのが二宮尊徳(金次郎)。薪を背負いながら読書する銅像で知られる二宮尊徳(金次郎)が明治時代になって改めて日本人の理想像として崇められ、教育の基本とされ、働く理念とされていきました。

学生たちからは「明治時代には競争主義が導入され、よく働くことが求められた」「良い品質のため、よりよい生活のために勤勉に働くようになった」「そもそも勤勉とは、ハードワークとは異なる」「強制的な労働は勤勉ではないのでは?」など、さまざまな意見が発表されました。明治時代に良くも悪くも「勤勉」な国民性を身につけた日本人が、昭和の時代にどう変遷していったのか。引き続き、次回の授業で考えていきます。


留学でTOEIC200点アップ

$
0
0

福岡県 筑陽学園高校

私が名古屋商科大学に進学を決めた理由は、留学プログラムが充実していたからです。特にイギリスで語学留学ができる「フロンティア・スピリット・プログラム」は往復渡航費と留学先の授業料、ホームステイなど計約70万円もの奨学金が給費される点に魅力を感じました。2年生になって実際に「フロンティア・スピリット・プログラム」に参加し、イギリスのマンチェスター大学で約3ヶ月間英語を学びました。留学中は多国籍の留学生と同じ授業を受けていたため、すべて英語で話さなければなりませんでした。言葉の壁にぶつかることもありましたが、大変充実していて、あっという間に時間が過ぎました。3ヶ月ぐらいの留学でしたので、自分の英語力がどれだけ伸びたのか実感がわきませんでしたが、帰国後にTOEICを受検してみると留学前と比べ、200点以上も伸ばすことができました。今後はこの語学力向上への努力を忘れず、英語以外の外国語にもチャレンジしていきたいと思います。


アクティブラーニングで考えるリーダーの性格

$
0
0

椿田貴史先生による「ビジネス心理学」の講義では、前回の講義に引き続きリーダーの特性・性格についてアクティブラーニングで考えます。
今回のケースは、ある商社の創業者である父親から跡を引き継いだ娘の目線で、会社での人間関係や新事業への参入について書かれています。今回の講義のキーワードは、「認知バイアス」です。認知バイアスとは直感や先入観、恐怖心などが論理的思考を妨げ、偏った考え方になるというものです。新米経営者である娘の経営判断にはどんな認知バイアスが関係しているのかを探るため、クラスで「曲当て実験」を行い、実験結果を検証しました。

曲当て実験

【曲当て実験のルール】
1.二人一組のペアで行います。
2.一人は演奏者、もう一人は解答者になります。
3.演奏者は、お互いが知っている曲を指やペンで机を叩いた音のみで演奏します。
4.解答者の人は何の曲かを答えます。

この実験をする前に、指で演奏する人は、相手が全部で何曲当てられるかを予想しておきます。その予想した数から、実際に相手が正解した数を引きます。
さて、皆さんが演奏者だとしたら、解答者の人は何曲当てられると思いますか?

都心型コースの学生が実験を行ったところ、一番多かったのが、引き算をした数がプラスマイナス1以内の学生、次に予想よりも実際の正解数が多かった学生、一番少なかったのが予想の方が実際の正解数よりも多かった学生でした。

この実験の結果から、何が見えてくるか学生一人ひとり考察します。
「予想した数の方が実際よりも多いのは、相手なら答えられると高く評価しているからではないのか。」
「相手や自分に対する先入観(できる・できない)があるから、予想と実際の数に差が生じるのではないか。」
「相手についてよく知っている場合は、差が生じにくいのかもしれない。」

学生の意見にもあったように、相手のことをよく知っていれば認知バイアスは小さくなり、その逆は先入観が強くなり認知バイアスは大きくなると予想されます。
都心型コースの学生は、毎日ディスカッションやグループワークなどで学生同士が関わる時間が多く、お互いのことをよく知っています。そのため、引き算をした数がプラスマイナス1以内の学生が多かったのかもしれません。

自分は正しいと過信するリーダー

今度は、実験結果とケースを結びつけて考えてみます。
ケースの主人公である新米経営者は、「私の判断は間違っていないから、社員は言うことさえ聞いていればいい」と考えています。反論する社員がいればクビにし、「代わりなんていくらでもいる」と辞めていく社員がいても気にも留めません。気鋭の若手社員が辞めると言った時、この社員に辞められたら会社の大きな損失になると周囲が慌てて引き止めました。しかし、新米経営者はこの若手社員に対して「仕事ができるようには到底思えない。辞めたい人は辞めればいい」と考えるだけでした。
学生は、実験から新米経営者について見えてきたことを発言しました。
「気鋭の若手社員を過小評価しているが、営業の実績や数字を見ればどれだけ活躍しているかは分かるので知る努力が必要だった。」
「新事業がうまくいくと過信していたが、会議で周囲の意見を聞く姿勢があれば結果は変わっていた。」
学生は今回のケースを通じて、偏った考えで一側面でのみ物事を考えることの危うさについて理解を深めた様子でした。



アクティブラーニングで考えるねじれ国会

$
0
0

今回の北村貴先生による「政治学」では、2007年に生じた、ねじれ国会を題材に、議会運営における政治家の葛藤と決断についてアクティブラーニングで分析、検討しました。ねじれ国会とは衆議院と参議院の多数派が異なる国会をいいます。ねじれ国会になると議案に対する姿勢が両院で違うため、衆議院で通った議案が参議院では通らず、いつまでたっても結論が出ないという可能性が大きくなります。この時代の政治家たちがこの状況下でどのような政治的意思決定をしたのか追体験しながら考えます。(以下、敬称略)

参議院選挙、自民党の歴史的大敗

2006年9月に小泉純一郎の後継者として、安倍晋三が内閣総理大臣に就任しました。
安倍内閣発足当初はまずまずの滑り出しでしたが、郵政民営化問題における造反議員の復党問題、閣僚スキャンダルなどが原因で内閣支持率は徐々に低下していきます。さらに年金記録問題が追い打ちをかけ、社会保険庁のずさんな年金管理に国民の不満が爆発し内閣支持率は39.4%から28.8%へと10%も低下してしまいました。
一方で、野党である民主党は、次第に支持率を高めていました。代表の小沢一郎は「国民の生活が第一」というスローガンを掲げ、自民党の路線と対決する姿勢を打ち出しました。
そして、2007年の参議院選挙では自民党は歴史的大敗を喫し、参議院の第1党の座を民主党に明け渡すこととなりました。ここでねじれ国会の現象が発生しました。

Q「参議院選挙の敗北の責任を取って総理大臣を辞任」というケースは自民党政治ではよく見られる光景です。あなたは「参議院選挙に負けたら総理大臣を辞めるべき」という意見に賛成ですか?反対ですか?
賛成
「選挙で勝てないのは国民が支持していない結果を表している」
「野党が勢力を伸ばしているのに、自民党内の求心力がない人がトップではいけない」
「自民党内から新たな人を選べるんだから辞めても良いのではないか」
「負けた時点で権力は弱まっているから辞めたほうがいい」
「国民の意思に反している野党から反発や審議の妨害があるかも」
「野党に対する弱点になってしまうから辞めてもらう」

反対
「今回は大きな原因が総理大臣にあるわけではないからやめる必要はない」
「辞めて逃げるのではなく、次のことを考えるべき。」
「問題を解決することに真摯に取り組むほうが印象がいい。」
「頑張る姿勢は国民へのイメージアップになるかも」
「リーダーをコロコロ変えると国民の信頼が薄れるのでは」
「次の総理をどうするかということにフォーカスしてしまい、今ある問題をうやむやにして解決しないままになるかも。解決してから辞めるべき」
「外交で国のリーダー同士の関係をせっかく築いたのに、リセットするのはデメリットと感じる」

同年9月10日、自民党は参議院選挙で大敗しましたが安倍総理は、内閣総理大臣続投を宣言し、職責を全うすると述べました。しかし、その二日後、体調不良を理由に突然の退陣表明を行いました。

21世紀の角福戦争

次の総理大臣に就任した福田康夫は、かつて総理大臣を務めた福田赳夫の息子です。親子で内閣総理大臣になったのは、日本憲政史上初のことでした。この総理大臣の指名の際も、ねじれ国会の弊害で衆議院は福田を指名、参議院は小沢を指名し、両院協議会でも結論が出なかったため、「衆議院の優越」により福田が内閣総理大臣となりました。
衆議院の優越とは、普段は衆議院と参議院は対等な立場ですが、法律案の議決や内閣総理大臣の指名などいくつかの権限では例外的に、衆議院の優越が認められるというものです。この時、政権交代を実現するために、小沢は自民党への攻撃の機会を伺っていました。小沢一郎は田中角栄の直弟子であり、福田赳夫を父親に持つ福田康夫と対立する構図は、まるでかつての角福戦争を彷彿とさせるものでした。
ねじれ国会における政権運営の難しさが顕著にあらわれるなか、福田はねじれ国会の対策として「大連立」構想を小沢に持ちかけました。大連立とは、議会の第1党と第2党による連立政権を意味します。

Q.あなたは民主党の幹部です。代表の小沢一郎が自民党と民主党の大連立の案を持ち帰ってきました。あなたは小沢の提案に賛成しますか?反対しますか?
賛成
「パートナーになって最終的に乗っ取る」
「自分の政策が実現するのはいい事」
「弱点を知ったら弱みに付け込み、民主党が政権を握る」
反対
「自民党の方が立場が上なので、約束を守ってもらえるかどうか怪しく利用される心配がある」
「小沢をトップにするために頑張ってきたのだから、大連立で2番手に甘んじてはいけない」
「民主党の支持率が上がっているので、ここで妥協して自民党と組むのはもったいない」

結局、この大連立の案は民主党幹部全員から反対され、小沢は大連立に向けた協議は今後行わないという旨を福田に伝えました。この結果について小沢は、「政治的混乱を招いた責任を取る」として民主党代表の辞任を表明します。それに対し鳩山由起夫ら幹部は、小沢に留任するよう説得します。小沢は続投を決め、自民党への対決姿勢をより明確に打ち出すようになります。福田が考えたこの大連立構想は失敗に終わりました。
難しいと感じる人も多い政治の授業ですが、アクティブラーニングで当時の政治の登場人物になって主体的に考える事で、先生の話を受け身で聞くだけでは分かりにくいことも理解がしやすくなります。


グローバル・フィールド・スタディプログラム 現地レポート VOL.1

$
0
0

名古屋商科大学グローバル・フィールド・スタディプログラムに参加している学生からの参加レポートを連載でお送りします。今回は記念すべき第一弾です。

グローバル・フィールド・スタディプログラムとは

グローバル・フィールド・スタディプログラムは、2人1組で80日間世界一周もしくは65日間北南米一周をするプログラムです。世界の実情を肌で感じ、グローバル社会を生き抜くフロンティアスピリットを身につけます。渡航費を補助する奨学金制度もあります。
リアルタイムで学生が現地からレポートを発信しています。詳細はこちらをご覧ください。

GFSP 現時点での渡航状況

①アメリカ ロサンゼルス(3日間)
②ペルー リマ(4日間)
次週の渡航予定
③クスコ、マチュピチュ、プーノ

現地レポート by 伊藤 愛さん

まだロサンゼルスとリマの2都市しか滞在していませんが、日本では見られない景色に日々触れることができ、非常に感動しています。現地で出会う人たちにも親切にしていただいています。私たちが宿泊している日本人宿のオーナーの方が非常に優しく、たくさんのことを教えてくださいました。
 2日にリマに到着してから本格的に調査を開始し、アンケートをしています。日本人宿オーナーの方が市場までついて来てくださり、昔日本にいたペルー人の人たちを始めとする16人の人たちに調査することができました。道端の人や歩いている人たちにアンケートをすることは危険だそうなので、安全も考慮し確実にアンケートを行っています。

現地レポート by 杉山 美里さん

プログラムが始まってから、まもなく1週間になります。リマで最初に宿泊したホステルのオーナー、ホルヘさんが非常に親切にスペイン語の指導をしてくれたため、アンケート調査をスムーズに行うことが出来ました。
 ホルヘさんとの出会いは、これまでの旅の中で最も良い刺激となりました。ホルヘさんは50代ほどの男性で、日本とペルーの両方の国籍を持っているそうです。私たちはスペイン語を話すことができませんが、ホルヘさんはそんな私たちのためにまるで実の子供や孫のように、親身に面倒を見てくださっています。ホルヘさんとの出会いがきっかけで、改めて多くの人の支えがあって旅が続けられていることを実感し、またこの旅で得たものをその人達へ還元していきたいと思うようになりました。


IoT時代のプラットフォーム競争戦略

$
0
0

『ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2016』 10位にランクイン

「温故知新」という諺がある。昔のことをよく学び、そこから新しい知識や道理を得るという意味である。 本書は、マウスイヤーとも言われるIT業界を対象とし、技術の進歩によって過去のものとなろうとしているオンプレミス環境でのプラットフォーム製品戦略の事例を分析し、そこで得られた知見を今後発展が予想される新たなプラットフォーム製品分野に拡張する指針を導くことを、狙いとしている。―「まえがき」より


【平日】12月個別相談会のお知らせ《名古屋》

$
0
0

名古屋キャンパス伏見ビルにて個別相談会を開催いたします。一人一人に合わせた疑問点や質問にお答えいたしますので、入試のことや学生生活のことなど何でもご相談ください。日進キャンパス、名古屋キャンパスどちらのキャンパス希望でもご参加いただけます。受験生の方だけでなく、進路について考え始めた高校1、2年生のみなさまもお気軽にお越しください。
受験希望の方、特に名古屋キャンパス「都心型コース」希望の方には特色をよく理解した上で受験、入学していただくために、説明会等のイベントへの参加をおすすめしております。また、都心型コースのすべての入試で課される面接試験対策もお伝えいたします。ご都合が合わない方は、別日での個別相談を承りますのでお気軽にお申し付けください。

★日程:12/20(火)、12/21(水)、12/22(木)
★時間:いずれも13:00〜17:00
★場所:名古屋キャンパス伏見ビル
★1日4組様限定(先着)要予約
他の申し込み者と希望日時に重複が出た場合はこちらから日時指定をさせていただく場合がございます。
★相談時間は1組様60分までとさせていただきます。

ご予約と詳細

都心型コースとは?

都心型コースは、学生が能動的に授業に参加するアクティブラーニングによって、ビジネスを体系的に学ぶコースです。実際の企業で起こった事例(ケース)を使って、実際にビジネスの現場で起きている課題について、各自が予習をします。その知識をもとにグループセッションやクラスディスカッションを通じてビジネスの経営課題解決していきます。学生間でのディスカッションを通じて、一人では思いつかなかった視点や考え方に気づくことのできる有意義な学習です。


アクティブラーニングで考えるプログラムデザイン

$
0
0

韓 尚憲先生による「プログラムデザイン」の講義では、プログラムのデザインをテーマとして、ソフトウェアの開発に関わる全般的なプロセスについてアクティブラーニングで勉強します。ソフトウェアの開発と言っても、コンピュータ言語を用いたプログラミングの専門的な内容ではなく、ビジネスとの関わりを意識し、フィールドスタディと議論、ケーススタディを繰り返し行いながら講義は進みます。

街中にある「不満」を見つける

ATMを使う時、新幹線の切符を買う時、様々なシーンでその操作性に不満を感じたことはありませんか?今回の講義では、そんなユーザーの不満を探るため、フィールドワークで名古屋駅周辺の銀行ATMや、駅構内の新幹線発券機がある場所へ足を運びました。利用者がどのような様子でATMや発券機を使っているのか?行列ができる原因や、係員と顧客のやりとりについてグループで観察します。さらに実際に使ってみたり駅の係員に質問をすることで、ユーザーの不満や不便な点が明らかになりました。フィールドワークで収集した情報をもとに、グループでその原因を分析し、改善点をアクティブラーニングで考えます。

みんなでアイディアを磨く

発表するグループは、問題提起、改善策の提案をし、クラスディスカッションで出た指摘に対してさらに改善案をその場で回答します。
新幹線の発券機について考えたグループは、選択する項目が多くスムーズに操作できないという問題に対して、事前に出発地・到着地、時間などを選択しておけるアプリを開発すると提案しました。そうすることで、駅では専用の機械で発券または携帯そのものがチケット代わりとなり、駅での面倒な操作が不要となります。学生から「アプリの使い方がわからないお年寄りはどうするのか?」という質問を受けて、駅に案内係を置き、アプリの使い方を案内すると改善案を出しました。
他のグループは新幹線地下街に設置されたタッチパネル式案内板に注目し、操作方法が分かりづらいという問題点を発見。それに対し、音声案内にて補助をすると良いのではないかと提案がありました。さらに、子供やお年寄りの方が使いにくい設計という問題点を指摘。背の低い子供でも使えるように画面を低めにし、お年寄りも見やすいよう文字の表示を大きくする改善案を出したところ、「子供の目線に合わせると、逆に大人は使いにくいのでは?」という質問が出ました。グループの発表者はこの質問に対して、大人用とは別に、子供専用の画案内板を低めに設定すると回答しました。

来週も、学生は商店街を探索するフィールドワークを行い、どのようにすれば買い物客が道に迷わずにショッピングが楽しめるのか、問題点やアイディアを出し合ってアプリ開発の提案を行います。


Viewing all 2701 articles
Browse latest View live