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アクティブラーニングで学ぶ市役所の温暖化対策

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関根 豪政 先生による地球環境論では、ある組織が環境問題に直面したときに、それを具体的に解決していくための能力をアクティブラーニングで学びました。

学生たちは7週間かけて主に地球温暖化問題を扱い、最終的には実存の組織(企業や地方自治体)における温暖化対策の問題点を見つけ出し、それに対して具体的な提案ができるような実践的な能力の習熟を目指しました。

使用ケース

  • メキシコ、三菱、コククジラ(コククジラケース)
  • 西蘭国の決断とガナール共和国の嘆願
  • 京都メカニズム(排出量取引)シミュレーション
  • 日本が決断した温暖化対策
  • 温暖化対策の国際交渉
  • FIT制度と長野県須坂市相森中学校へ太陽光発電の導入
  • 成田市役所の温暖化対策

市役所での温暖化対策

授業の最終週では、「成田市役所の温暖化対策」の事例を取り上げ分析を行いました。成田市は実施できる温暖化対策を細部にまでわたって提示し実施している。その温暖化対策が良いか悪いか(不十分か)、自身の見解をクラス内で討議しました。

●成田市の取り組みが良いとする学生からは、
「個人の買い物は小さいが、国や企業は何百、何千と購入するので購入数が多い。成田市も大量購入する際に環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入する"グリーン購入"を導入するのことは環境保全に繋がる」
「ノー残業デー?を導入することで、働く人にとってもエコだし電力消費も減る」
「屋上や敷地内の緑化とその維持管理の推進は長期的な視点で良い(短期的な取り組みだけでない)」

●反対意見である、成田市の取り組みが不十分だと思う学生からは、
「やるべきことが多すぎる、細かすぎて何が重要なのかわからなくなる。やらなくてはいけない項目が多いとサボりたくなる」
「環境にいいことをするために事務作業が増えることで、電力なども消費するのでグリーン購入をしてもプラスマイナスゼロとなる」
「カーテンやブラインドを利用し空調効率を高めているとあるが、照明も晴天時には業務に支障のない範囲で窓際を消灯することなどの取り組みもあり、矛盾がある」


加えて、「やるべきことが細かすぎるに反論で、細かいことで目標がたてやすい」といった反対意見や補足意見も出てきて、大いに盛り上がるクラスディスカッションでした。

そして、その議論を踏まえて、各組織において具体的にどのような対策をこれから採用していくことが可能か、提言書を作成しました。この提案書は、単なる「理想的な温暖化対策」を描くのではなく、実際にその組織が採用したら効果がありそうな具体的な対策を提案することを目指しました。これにより、より実践的に温暖化対策を提案する能力を養うことができます。

関根先生からは、「就職するときに環境に優しい会社かも見て欲しい」「それは人にも優しい会社である」と??将来へのアドバイスもありました。



《授業レポート》太宰北斗先生の「企業の経済学」

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経済学の視点から企業経営を考える

「他店が当店より安い場合はお知らせください」。こうした広告を、家電量販店やスーパーマーケットで見たことはないでしょうか?なぜ企業はこのような広告を出すのでしょうか?また、こうした約束は私たち消費者にとって利益となっているのでしょうか?

こうした疑問を含め企業経営について考える時、経済学的な観点を持っておくと新たな示唆が得られることもあります。たとえば経済学ではどのようにすれば企業の独占を防げるのか議論されてきました。このことはつまり、どのようにすれば競争を避けて独占的に利益を得られるかという経営目標の1つについて、裏返しで考えてきたことになります。もちろん実際の企業経営に比べ、経済学が分析するのは一側面にとどまっており、必ずしも経済学の理論通りに経営が行えるわけではないかもしれません。一方で、経済学の理論からの示唆は、経営現場で出会う諸問題を解決していくにあたって、考えるきっかけを与えてくれるといえるでしょう。本講義「企業の経済学」では、本講義では企業行動に関する経済学の基本的な考え方とその結びつきについて、経済実験やビジネスゲームを通じて体感的に学んでいくことを目指します。

消費者の心理的要素が購買行動にどのような影響を与えているのか

今回の講義内容は、「消費者の心理的要素が購買行動にどのような影響を与えているのか、実験を通じて学ぶ」という講義内容でした。例として「とある資格学校の授業料」が挙げられ、①授業動画のみ視聴可能なコース58万9千円②クラス講義のみ参加可能な通学コース73万6千円③どちらも利用可能なコース73万6千円という3つの選択肢が提示された場合の消費者心理について学生から様々な意見が集まりました。一見意味の無い②という選択肢が存在することで、消費者が高額な③という選択肢を視野に入れやすくなるという事例を紹介し、学生の理解が進みました。

また、「金鉱ゲーム」という中に入っている総額がそれぞれ異なる袋(金鉱に見立てたもの)を使用してくじ引きを行い、どのチームが一番高い額を稼ぐことができるかを競うゲームを行いました。最初に選んだ袋から変更するのかしないのか、あるいはそのまま引き続けるのかなどチーム毎に戦略を考慮しゲームを進めていくことで、「心理的な要素が選択にどういった影響を与えているのか」を学びました。


地域貢献活動┃岐阜県東白川村国際ボランティア、8月6日(月)11カ国から外国人ボランティア15名を受入れてスタート!

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第19回 国際ボランティア ワークキャンプ in 岐阜県東白川村 start!

8月6日から15日までの10日間、名古屋商科大学「国際ボランティアサークル」10名の学生と外国人ボランティア15名が、宿泊施設「明神山荘」で共同生活を行ないながら、東白川村にあるNPO法人「青空見聞塾」の用意したボランティアプログラムを行なっていきます。
外国人ボランティアはフランス2名、ロシア2名、メキシコ2名、ベトナム2名、ドイツ1名、イタリア1名、スペイン1名、チェコ1名、インドネシア1名、台湾1名、フィリピン1名の11カ国15名(男性5名、女性10名)です。

ボランティア活動の内容としては、地域貢献・交流として東白川小学校生とのふれあいを目的とした「英語村」の実施をメインに、老人ホームや保育園、東白川村中学校への訪問、キャンプ場及び自然体験フィールドの環境整備などのワークショップ、地元のお祭りの準備や参加など多岐にわたります。初対面でもすぐに打ち解けることができ、これからの活動が楽しみです。
名古屋商科大学は、プロジェクトに携わる地域住民と若いボランティアの素晴しい想い出と成長へと繋がっていくように期待しています。


AO入試対策が聞ける!9月進学相談会のご案内《名古屋》

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名古屋キャンパスにて9月に開催する進学相談会のご案内です。
本学について知りたい方も受験を検討いただいている方もすべての方にお気軽にご参加いただけます。

名古屋と日進/長久手の両キャンパスを対象とし、アクティブラーニング体験授業や入試対策の話をお聞きいただけます。合わせて個別相談やキャンパス見学も実施いたします。

受験希望の方、特に都心型コース希望の方には特色をよく理解した上で受験・入学をしていただくために相談会の参加をおすすめしております。

9月開催の進学相談会 in 名古屋

日にち:9/1(土)
時間 :10:30〜12:30(受付10:10〜)
場所 :名古屋キャンパス伏見ビル

詳細やスケジュールを見る

※ご参加いただくには事前にご予約が必要です

相談会を予約する

進学相談会にご参加いただくと・・・

アクティブラーニング体験授業

都市型コースで授業を担当してる教員による授業を体験いただけます。先生が担当する分野に沿った内容です。参加者が中心となって進むアクティブラーニング の授業を体験するので、入学後の授業イメージを持っていただきやすくなります。

入試対策

入試概要説明において、入試日程や試験内容のほかに、AO入試で課されるグループディスカッションの対策をお聞きいただけます。

都心型コースとは?

都心型コースは、学生が能動的に授業に参加するアクティブラーニングによって、ビジネスを体系的に学ぶコースです。実際の企業で起こった事例(ケース)を使って、実際にビジネスの現場で起きている課題について、各自が予習をします。その知識をもとにグループセッションやクラスディスカッションを通じてビジネスの経営課題解決していきます。学生間でのディスカッションを通じて、一人では思いつかなかった視点や考え方に気づくことのできる有意義な学習です。

ご都合が合わない方は

平日の学校後など、名古屋キャンパス伏見ビルにて個別相談も受け付けております。お気軽にお申し付けください。
当日はスタッフによる個別相談も承りますので、学生生活や奨学金など気になる点は何でもご相談ください。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。


小野 裕二先生による学習会:愛知県内の高校教員対象

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〜あなたならどんな「ポッキー」を売る?〜

7月27日金曜日、愛知県内の商業高校の教員を対象にした学習会が本学の日進キャンパスで開催されました。各高校の商品開発事例が紹介された後に、本学の商学部長の小野裕二先生より、江崎グリコ(株)の「ポッキー」のケースを用いたアクティブ・ラーニング形式の講義が実施されました。
講義ではまず、新たに上市された「ポッキー<デミタス>」のマーケティングについての分析を行いました。参加者からは、「贅沢感が味わえる」「自分へのご褒美として女性が購入する」「スマホサイズなので持ち運びが便利」「2口で食べられるのでオフィス・シーンを想定したものではないか」等々、様々な意見が寄せられました。

〜白熱する議論〜

続いて、あなたがマーケティング担当者なら、どんな「ポッキー」を売るか?という問題について議論しました。先のケース・クエスチョン以上に白熱した議論となり、「中高年を意識したトクホのポッキーが売れるのではないか」「インスタ映えするパッケージがいい」「同じパッケージ強化でも、インバウンドの顧客向けのメイド・イン・ジャパンを前面に押し出したパッケージ、日本を押し出したパッケージがいいのではないか」「夏限定の冷やして食べるポッキーが良いかもしれない」と、多種多様なアイディアが拠出されました。
参加者たちは商品開発の現場を追体験し、顧客視点でビジネスを捉える「マーケティング」の見方に触れることができました。
「形態に捉われないアクティブラーニングをこれからも研究していきたい」という参加者からの声もあり、今後ますますの発展を予感させる中で終会となりました。


納得内定ゼミ(R)8月の部が最終日を迎えました

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8月6日よりスタートした納得内定ゼミ(R)もいよいよ本日最終日を迎えました。セミナーが始まって2日目以降は、教室に入ると4年生の指導員の先輩が身だしなみを確認し、挨拶とお辞儀の練習をしています。そこに妥協はなく、挨拶にしても声の大きさ、滑舌、早さに至るまで完璧になるまで繰り返します。また30度の角度を保ったお辞儀の指導についても余念はありません。身だしなみについては女性は髪の毛や化粧について、男性はネクタイの結び方、靴下の色についての指導が入ります。そのような甲斐もあって参加者の3年生は初日に見かけたときより幾分就活生らしくなってきたように見えます。

初日に遅刻者がいたときとは異なり、時間の5分以上前には全員が集合している状態になっていたため、先生の号令で一足早くセミナーがスタートしました。最終日はどのような集大成を迎えるのでしょうか。

Self Lab Sheetから始まった自分の掘り起こしは最終段階へ

本日は参加者の個人ワークが中心となっています。具体的には、オリジナル履歴書、私の目標と心構え、送り状、面接後お礼状、自己PR、手書き履歴書、目標設定フレーム、面接準備シートの完成を目指しています。4年生の先輩は完成したこれらの内容を読み、アドバイスが必要だと思われる箇所について「どう変更したらより良くなると思いますか?」という問いかけをして相手の考えを引き出すような指導をしています。この指導員の4年生は、事前に講師でありキャリアコンサルタントの石井邦博先生からいかに相手の意見を引き出すかについてのレクチャーを受けているため、質問されてもあえてすぐに答えを言わないようにしています。それもあってなのか、参加者は質問をすることなく黙々と作成業務にあたっています。セミナー初日に「自ら考えて発信できる人間が社会で必要とされている」という話を聞いたこともあるでしょう。このセミナーで自主性も育てることができたようです。

企業が採用したい人材になるために

納得内定ゼミ(R)では企業が求めるのはどのような学生なのかについて、冒頭で習いました。企業が採用したいのはプラス思考で、目標を持っていて、勉強熱心で、素直で、人のために努力できる学生です。順番に詳細をお伝えすると、プラス思考とはこの場合「ピンチをチャンス」と考えられる人のことを言います。目標を持っているとは明確で具体的な目標を数値化して持っていて、それを文字に起こしている状態を言います。勉強熱心とは問題がおこった際に積極的に解決策を探せる問題解決力のある状態を言います。素直であるということは、人の話に耳を傾け、すぐにそれを実践できる状態を言います。そして最後に、人のために努力できる人とは、社会や人の役に立てるのはもちろんのこと、何をして社会の役に立つのかを明確に理解し行動できている人のことを言います。これらを意識してすぐに実践すれば現在3年生のみなさんには無限の可能性があるのです。

5日間のセミナーを通して参加者のみなさんは企業が必要だと思う人材に近づくことはできたでしょうか。また、自分がそのような人材であるということを企業にアピールするための材料を揃えることはできたのでしょうか。まだ就職活動の準備は始まったばかりです。貴重な5日間を過ごしたことを忘れずに引き続き猛進してほしいものです。

納得内定ゼミ(R)は9月生を大募集中!お申し込みはキャリアセンターまで。
キャリアセンターではESや履歴書に関する相談も絶賛受付中!
就職に強い大学、名古屋商科大学」もぜひご覧ください。


アクティブラーニングで学ぶ金融政策

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小林 武 先生による金融政策の授業では、変化の著しい金融政策を理解するために、まずはその前提条件である金融システム、金融機関の役割、金融市場をアクティブラーニングで学びました。金融政策が私たちの実際の生活にどのように影響を与えるのかを議論を通じて理解を深めていきます。

最近の株価、金利、外国為替など金融市場動向は、政府が主導する相場である「官製相場」と言われるように、日本および世界の金融政策が与える影響は大きくなっています。一方、ゼロ金利、量的金融緩和、アベノミクスなど、金融政策をめぐる問題は複雑化し、その政策の良し悪しを巡る意見はややこしく、全体像を正確に把握することが困難といえます。

また、リーマン・ショック以降、国際金融システムの不安定性が実体経済へ甚大な影響を及ぼしており、様々な金融機関の監督・規制が議論されていますが、どのような規制や監督制度が最適であるのかは各国の中央銀行や金融監督当局は答えを見いだせないままです。

そんな状況下で、金融について理解を深めることはとても大切です。授業では、時事問題や実際の金融機関の業務などを随所に取り入れ学修していきました。

・リーマン・ショックとは 2008年9月15日にアメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)が経営破綻したことで、世界規模の金融危機が発生した事象。

使用ケース

  • 都心型コース 金融政策(2018) 講義ノート
  • 貧しい村人と裕福な村人との金融取引
  • 東芝の不適切会計問題」
  • 悩める地方銀行員
  • ソフトバンクの社債評価
  • トランプ相場
  • アベノミクスの金融政策
  • 日本のバブル崩壊と米国のリーマンショック
  • 木津信用金庫の預金取り付け

お金の中継所である銀行の役割とは?

金融システム・お金の中継所としての金融機関の役割を理解するため、「金融を仲介するにはどのような方法があると考えますか?」「お金を貸し借りすることのメリット・デメリットは何でしょうか?」といった、金融が私たちの実際の生活にどのように関係するかについて議論しました。合わせて、企業の財務データの演習を通じて企業がどのように資金を調達しているかをケースを通じて学修し、お金の中継所としての金融機関の役割を理解しました。

銀行は一般の企業と異なる独自の機能を持っています。今回は資産変換機能、情報生産機能についてケースとグループワークを通じて学習するために、経済における銀行の役割をロールプレイで体験するゲームを行い、銀行の機能について理解を深めました。

その他にも金利の決定方法や、株式市場・外国為替市場についても学修しました。株価と経済指標を使って株価の変動要因について理解し、「円高・円安」について貿易ゲームを通じて、外国為替はなぜ動くのかについても理解を深めました。学生はこのゲームで楽しみながら、より深く円高・円安について理解することができたようです。

・資産変換機能とは 本源的証券を間接証券に変換して、大量の資金の調達と融通を行うことをいいます。 ・情報生産機能とは 金融機関がお金の借り手の情報を収集して、借り手の信用度を審査したり、返済が履行されるか監視していくことをいいます。

金融政策のニュースも身近に感じる

これまで金融について知識が少なかった学生たちも、ケースを通じて考えることで金融政策を意識する機会が増えたようです。

「金融について無知でしたがこの授業を通して、理解することが出来、ニュースや新聞を見るのが楽しくなった。」「今までなんとなくしか知らなかったバブル経済や政治と金融の結びつきを知ることができた。」「利子、利息についてよくわからなかったのですが、知れてよかったです!」といった声もありました。

金融政策は学ぶほど多くの問題がありとても難しい内容だと理解ができたと同時に、金融について知ることは自分の生活において大切なことだと、アクティブラーニングで体感することができました。


【フロンティア・スピリット・プログラム】参加学生がカナダより帰国しました!

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8月14日(火)、「フロンティア・スピリット・プログラム」参加学生2名が、カナダより帰国しました。

5月からの約3ヶ月間に渡り、現地での留学を終えた彼らは、出国前と比べて一層成長し、たくましい姿で到着ゲートから現れました。

このプログラム参加を通じて、語学力のみならず生活していく上で多くの困難を乗り越えてきた2人。その経験は、これからの大学生活で大いに発揮されることでしょう。

名古屋商科大学の「フロンティア・スピリット・プログラム」とは?

イギリスのマンチェスター大学、カナダのクイーンズ大学、もしくは中国の北京外国語大学でのスクーリング(語学研修)に加え、希望者には現地での自主旅行が認められるユニークなプログラムで、ビジネスで使える実践的な語学力の修得を目指します。また、様々な困難、多くの人々との出会い、貴重な異文化体験を通して、本学建学の精神である「フロンティア・スピリット」や真の国際感覚を育みます。

名古屋商科大学の「個性に合わせた豊富な留学支援」



アクティブラーニングで学ぶ会計学

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名古屋キャンパスで 関口 了祐 先生が担当する会計学のアクティブラーニングの授業が開講されました。

企業活動を写す財務諸表を経営情報として活用する力は、ビジネスマンが備えておかなければならない力です。この授業ではケースを通じて実際の企業の財務諸表から実際の企業の経営活動を読み取る力を養いました。

・財務諸表とは 企業が利害関係者に対して一定期間の経営成績や財務状態等を明らかにするために複式簿記に基づき作成される書類のこと。決算書、又は決算報告書とも呼ばれている。

財務諸表で企業価値を分析する力を身につける

財務諸表(貸借対照表、損益計算書)の基本的な構造と会計用語について学習し、実際にケースの企業の財務諸表を作成し、その会社の経営状況を読み取ることを行いました。また、製品の製造原価の計算、期間利益の計算とキャッシュ・フロー、経営上の意思決定(価格設定など)についても学修しました。

ケースにある損益計算書を使い、費用を固定費と変動費に分類し直した損益計算書を作り直す演習もおこないました。会計は苦手分野という学生も、グループ討議やディスカッションを通じ、今までにない気付きがたくさん得られ、自分が気づかない視点から売上利益が出たり、損が出たりするのが理解できるようになったようです。演習もある授業は、自分で考えてから答えを知ることができるので、興味も湧きやすく学修の定着率も高いため、理解度が高まります。

関口先生の熱く丁寧な授業のおかげで会計学の理解を深める事ができたようです。簿記を学んでいない人にも分かりやすい説明のおかげで、損益計算書などが読めるようになり、これから商品を購入する際、原価を気にして商品の購入をしていきたいという、学生からの意見もありました。

企業において、会計は経営方針の判断や決算にも関わる重要なものになります。会計の基本となる財務諸表を読み解く力をつけることで、広告や評判での価値だけでなく、実際の企業の価値を理解できるようになっていきます。


海外インターンシップ┃2018年夏、第13回CAPI参加学生が各国へ続々と出国!

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海外インターンシップ START!第一陣のインド9名、第二陣のマレーシア5名が出発

名古屋商科大学では、卒業後に海外で働く機会を希望し、意欲のある学生を支援する、CAPI(Career Advancement Program International)という特別なプログラムを2012年にスタートさせました。
その一環として、毎年、夏と春の長期休暇に海外に進出している日系企業にインターンシップ生として学生を派遣しています。これは、本学独自で発展途上国(特にASEAN諸国)で活躍する日系企業と組んで、現地でのインターンシップを経験させ、海外進出企業で働くために必要な知識や実務能力を高め、将来のキャリア形成の動機付けを図ることを目的とするものです。
第13回目を迎える今回、インド9名、インドネシア10名、タイ17名、ベトナム19名、マレーシア5名、ミャンマー6名の合計66名の学生が、海外で働く貴重な体験を通じてさまざまな成長を遂げてまいります。研修先は製造業や商社、ホテル、不動産、コンサルティング会社など学生の希望に沿った、グローバルに展開する企業です。

インドに向かう9名

マレーシアに向かう5名

あこがれの海外で行なうインターンシップ

海外に進出する企業が増加している現在、現地で活躍する若い人材が求めらています。
名古屋商科大学は早期から“Our Graduate will have to be able to work Anywhere with Anyone.”を教育指針の中に加えています。これは、卓越したマネジメント教育カリキュラムと国際舞台に役立つ機会の提供によって、世界のどの地域でも、そしてどの国の人とでも共に働くことができるグローバル人材を育成することを意味しています。海外インターンシップを含むCAPIプログラムは、このような背景の中で実施する本学の新しい取り組みです。
参加学生は、海外で働きたいという強いあこがれを現実のものとするために、インターンシップ本来の趣旨である「仕事の厳しさとやりがいを知る」ことに加え、海外の異文化に触れながらさまざまな経験を積み重ねていきます。

名古屋商科大学 海外インターンシップの詳細はコチラから

アクティブラーニングで学ぶファイナンス入門

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都心型コースでは1年次から、金融について学んでいきます。今回は、瀧野 一洋 先生の担当科目「ファイナンス入門」を紹介します。個人や企業が直面する金融問題に関するケースを通して、投資、資産価値についてアクティブラーニングで考えます。

保険や投資における金融リスクを理解する

授業では、金融(取引)という仕組みが誕生した経緯を知り、基礎的な金融とは何かを理解し始まりました。そして、保険の販売を通してリスクについて学びました。

瀧野先生のオリジナルケース「成績保険」というケースを使い、保険とはどういう仕組みかを理解し、保険購入者と販売営業の立場に立ってリスクを全体討議で理解しました。ケースの内容が面白く、楽しく保険の仕組みを理解することができたようです。

授業が進むにつれて、取り扱う内容も難しくなってきます。例えば、海外投資や、事業家の投資決定についても学びます。企業が海外に進出する上で、大事なことはどのようなことかをケースを使って、多面的に考えます。また自分が投資家だったら、手持ち資金をどのような事業に投資すべきかを考えます。キャッシュフローが与えられた具体的事業を想定することで、計量的な意思決定のルールを学修します。

多くの1年生にとって金融の授業は人生で初めて学ぶ内容でした。はじめは分からないことだらけだったようですが、投資やファンドマネージャーの話なども、現実的なケースを使うことで興味を持ち学ぶことができ、株や投資の仕組みがよく分かり知識が身に付いたようです。

ビジネスに対して金融上の視点を持つことや、計量的情報に基づいた意思決定を行うスキルを養ったことで将来に活きる学びが得られました。

・保険とは 将来起こるかもしれない危険に対し、予測される事故発生の確率に見合った一定の保険料を加入者が公平に分担し、万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度 ・キャッシュフローとは 企業活動や財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをいう。

【ギャップイヤー・プログラム】参加学生が帰国しました!

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8月16日(木)「ギャップイヤー・プログラム」参加学生11名が、ヨーロッパより帰国しました。

6月からの約2ヶ月半の間、ヨーロッパでの旅を終えた彼らは、出国前と比べて一層成長し、たくましい姿で到着ゲートから現れました。

出国と帰国は11名全員一緒でしたが、現地では各個人で行動しました。一人で行動することにより、より一層チャレンジ精神、コミュニケーション能力、語学力が身につきました。

名古屋商科大学の「ギャップイヤー・プログラム」とは?

内容 ヨーロッパ研修 (見学、調査、企業訪問、ボランティア活動等)、ロンドンでの現地研修を含む事前・事後研修
渡航先 ヨーロッパ最大4ヶ国 (一部地域を除く)
期間 4月~8月 (事前研修約8週間、ヨーロッパ研修10~11週間、事後研修2週間)
募集時期 本学入学決定次第随時 (入学前の3月まで)
認定単位 事前・事後の研修及び帰国後に提出するレポートを総合的に評価して、教養教育科目単位を最高10単位認定

ギャップイヤープログラムとは、約70日間をかけて、各自の自主的な計画に基づき、ヨーロッパを舞台に単独で調査活動を行います。欧州ではすでに定着している習慣を参考にしたもので、海外での生活を通して自分を見つめ直し、世界的な視野を持った人材へと大きく成長することができます。名古屋商科大学では、建学の精神「フロンティア・スピリット」を実践するこのギャップイヤー留学参加者に対し、奨学金を給費しています。
4〜5月に事前研修としてギャップイヤー計画書の作成、英語指導、生活指導などを行い、6月初旬に出発。ロンドンにて現地研修を受け、海外の雰囲気に慣れます。その後、ヨーロッパ各地で約70日をかけて調査、ボランティア活動、企業訪問など各自の計画に従って生活をします。8月に帰国し、事後研修と報告書の作成などを行います。

名古屋商科大学の「個性に合わせた豊富な留学支援」


フィールドスタディ 〜教室を出て学ぶ手法〜

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名古屋キャンパスの都心型コースの授業は、100%アクティブラーニングで学べることが特徴です。そのアクティブラーニングには、「ケーススタディ」や「フィールドスタディ」といった手法を使って実践的なビジネスを「体感」と「発見」を通じて学びます。

今回は、「フィールドスタディ」について詳しくみていきます。「フィールドスタディ」では、実体験をもとに実践的なビジネス上で必要な能力を養うことを目指します。

ビジネスの中心地である伏見に位置する名古屋キャンパスならば、キャンパスを飛び出して自分の目で先生から与えられたテーマを観察し、課題の発見をするフィールドワークをするのに最適な環境です。

実際の授業でも現地へ実際に赴き、対象となる人物やモノを観察し調査します。都心型コースでは愛知県のビジネスの中心である名古屋駅・伏見・丸の内や繁華街である大須や栄で調査・実習をします。教室外でのフィールドワークを通じた資料の収集と、それに基づくレポートの作成やプレゼンテーションを行うことで、「自分で論理的に考え、適切に行動する能力」を養成することができます。

フィールドスタディを行うことで、新たな知見を得て自ら行動する能力に加え、調査対象(企業,自治体,NPO法人,特定地域の住民など)への提言を含んだレポート作成やプレゼンテーションを実施できるコンサルティング能力の向上も目指せます。


『留学 × キャリア』海外経験が進路選択の決め手となる

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海外経験が進路選択に与える影響

名古屋商科大学では毎年200名以上の学生を海外に送り出しています。下記のグラフは2017年度の本学の海外プログラム参加者へのアンケート結果です。「海外経験によって、志望業界や企業に変化があったか」尋ねたところ、志望業界・企業が決まった6.8%、志望企業・企業が変わった13.2%、これまで志望していた業界・企業への気持ちが一層強くなった18.7パーセント、漠然とではあるが志望業界・企業が決まった22.8%と6割以上の学生が進路選択に影響があったことがわかります。異国の地で価値観の違う様々な人やキャリア意識の高い各国の学生、多くの社会人と出会い、また自分と向き合うことで自身の将来の進路を考えるきっかけとなっています。


アクティブラーニングで学ぶ事業再生戦略

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弁護士で国際経営コンサルタントでもある植田 統先生による事業再生戦略では、実際に起きた企業の経営危機を取り上げどのように見直し、収益力のある事業へと再構築していったのかひとつひとつの問題点を掘り下げます。事業再生の戦略術をアクティブラーニングで学びました。
この授業では、実際に現場で何がおきているのかを分析する能力や戦略的な思考だけではなく多くの関係者を調整していく人間力など様々な能力を養成します。経営者としての大切な行動と考え方について学びます。

使用ケース

・日産自動車
・アサヒビール
・GEの過去の20年の体質転換
・IBMの企業再建

アサヒビールの二人の社長による企業改革

都心型コースでは、夏休み中に集中講義が4日間行われました。
今回の集中講義2日目に学んだケースは、飲料メーカーのアサヒビールの事業再生についてです。
1970年代末からアサヒの経営は悪循環に陥っていました。会社も商品も二流とみなされ売れ行きは伸び悩んでいました。1982年に村井勉氏が社長に就任し、さらに1986年の春には村井氏に変わって樋口廣太郎氏が新しく就任しました。
二人の改革は全く異なる方法での事業再生でした。
村井氏は社長として、まず管理職に経営理念の明文化を命じ各部門の部長を集めて会社の総合的な経営目標を討論させました。会社を理解するために偏見を持たず自分の肌で組織にふれることと管理職たちとのコミュニケーションを図り信頼関係の構築を目指しました。その結果、会社の雰囲気はよりオープンになり活気をおびたが、実績には結びつきませんでした。
一方、樋口氏は利益確保は社長の責任だと発し、どのアイデアを採用するかを決めました。そして、皆の努力を利益の出るかたちにまとめあげていくと掲げました。自らもアイデアを出し具体的で明確な指示によりアサヒの意思疎通は速くなります。また、ビールの品質向上を目指し生産設備には投資するよう命じ、これまでのコスト意識を転換させるために指示をしました。
そして現在でも人気のアサヒスーパードライが1987年に誕生しアサヒスーパードライは消費者から好評を得て1987年の売上は33%伸び、1988年までに生産能力を50%アップを目指しました。

学生が経営者としての疑似体験

授業ではこの「アサヒビールの事業再生戦略」の事例を取り上げ分析を行いました。
アサヒビールの改革の中で村井社長と樋口社長の二人の中で、どちらがより企業改革への貢献が高いかについてグループディスカッションで話し合われた後、クラス全体で討議されました。

●村井社長が貢献度が高かったという学生からは、
「経営理念を考えた社員が同じ方向性を持って取り組むことは大切だと思う」
「信頼関係ができたことで自発的に行動する社員が増えた。それによって新しい商品が誕生したのだと思う」
「会社のことを考え、村井社長の時代には結果は伸びなかったが社員の教育や組織改革ができた」
●樋口社長が貢献度が高かったという学生からは、
「行動志向型の樋口社長になったことで具体的な指示で明確な数値を目指したことで売上が伸びた」
「これまでのコスト意識を転換させ、生産設備が整い、新しい商品を誕生させることができた」
「実際に利益を伸ばし、新しい商品を誕生させ会社への貢献力は高かった」

大半のグループは村井社長の貢献度が高かったという結果でしたが、学生たちは二人の社長の企業改革を比較しながら発表している姿が印象的でした。

最後に植田先生から企業の経営状況には時代背景が深く関わっていると伝えられました。
樋口社長が売上を伸ばした1987年の日本はバブル景気です。そういった日本経済の状況が影響することも考えなくてはなりません。経営者は目先の利益だけを見るのではなく、長期的な視野をもち企業理念を体現することの二軸のバランスが必要です。本当の利益とは何なのか、学生たちが自問自答している様子が見受けられる授業でした。



8月のオープンキャンパス開催レポート(8月26日)

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日進・長久手キャンパスにて、8月26日(日)?にオープンキャンパスを開催しました。
名古屋商科大学での学びや学生生活を身近に感じていただけるよう、多くの在学生が案内役としてみなさまをお迎えいたしました。
直前の台風の影響を心配しましたが、当日は天候にも恵まれ、緑あふれる日進 /長久手キャンパスで一足早いキャンパスライフを体験していただきました。

名古屋商科大学の特色説明 〜学部の特徴やオープンキャンパスの楽しみ方を紹介〜

広報スタッフによる説明

学部紹介の様子

教員による経済学部の説明

学生による留学体験談発表

オープンキャンパスでは、入試・広報担当の女性スタッフによる名古屋商科大学の特色説明やオープンキャンパスの楽しみ方に関する説明に加え、各学部の教員による学部紹介を行いました。
また、国際学部の学部紹介では、留学プログラムに参加した学生の体験談発表を実施。留学中の苦労話や留学を通じて学んだ事について、スライドを用いて説明いたしました。

体験授業 〜名古屋商科大学のアクティブラーニング授業を体験〜

商学部体験授業

経済学部体験授業

経営学部体験授業

国際学部体験授業

名古屋商科大学での授業を楽しく学んでいただけるよう、人気教員によるアクティブラーニング形式の体験授業を実施いたしました。
商学部の体験授業では、実際に企業のマーケティング担当者の立場からUSJのマーケティングについてケースメソッドで学ぶ授業が行われました。
また、経済学部では、行動経済学に関する体験授業が行われ、人が経済行動において何かを選択する場合の心理的な要素について、ケースを使用して実際に体験していただきました。
その他、経営学部ではショートケースを用いた意思決定について、国際学部ではリスニング教材を使用したTOEIC対策の体験授業を実施しました。

体験授業のタイトル

  • 経済学部 岩澤 誠一郎先生『ちょっと待って、その判断正しいですか?』
  • 経営学部 韓 尚憲先生『意思決定のパラドックス』
  • 商学部 小野裕二先生『USJの入場料、あなたがマーケティングの担当者ならどうする?』
  • 国際学部 Dennis Koyama先生『英語リスニングを通じて 国際学部について学ぼう』

個別相談コーナー 〜皆様の疑問に学生や職員が答えます〜

就職活動に関する相談

個別相談コーナーの様子

みなさまの疑問に個別に対応できるよう、個別相談コーナーを設置しました。
個別相談では、入学試験、入学後の学び、学生生活、留学・海外体験、就職活動や都心型コースなどについて個別のブースを設けて相談に応じています。
特に、入試、学生寮、奨学金、海外留学プログラムについての質問が多く寄せられました。

ランチタイム 〜SORA CAFEでのランチ〜

ソラカフェでのランチ

カフェスペース

学生に大人気の学食 SORA CAFEで無料ランチを提供。
本日はSORA CAFEオリジナルのとりてんプレートとカレーをご用意しました。

学生プレゼンテーション 〜学生による体験談発表〜

学生の体験談発表

都心型コースの学びについて

留学体験談について

海外インターンシップ、就職活動について

就職活動、海外インターンシップ、都心型コースの学びや留学プログラムに参加した3名の学生が体験談を発表しました。

入試説明、夏の大抽選会

入試説明

夏の大抽選会

入試概要の説明、保護者向けの説明会を実施しました。
また、アンケートに答えてくれた参加者を対象にステキなプレゼントがもれなく当たる「夏の大抽選会」を行いました。

ご来場ありがとうございました。

次回のオープンキャンパスは、9月30日(日)です。
今回、参加できなかった方はぜひ次の機会にご参加ください。

学生スタッフによるお見送り

たくさんの学生スタッフが案内します


カナダにあるクイーンズ大学にて語学留学に挑戦した鈴木さん

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経営学部経営学科
都心型コース3年 鈴木 ららさん

名古屋商科大学では国際的な視野をもったグローバル人材を育成するために、海外語学留学のフロンティア・スピリット・プログラムを実施しています。イギリスのマンチェスター大学、カナダのクイーンズ大学、もしくは中国の北京外国語大学でのスクーリング(語学学習)に加え、希望者には現地での自主旅行が認められるユニークなプログラムで、ビジネスで使える実践的な語学力の修得をめざします。

また様々な困難、多くの人々との出会い、貴重な異文化体験を通して、本学建学の精神「フロンティア・スピリット」や真の国際感覚を育みます。
今回は2018年5月から3ヶ月間、カナダのクイーンズ大学にてフロンティア・スピリット・プログラムに挑戦した都心型コースの学生をご紹介します。

参加しようと思ったきっかけを教えてください

大学に入ると将来について考える機会が多くなります。名古屋商科大学でも早い段階から就職について意識する機会があります。みんなは将来になりたい職業や夢があるのに自分はどうなんだろう?どんな仕事に就きたいんだろう?と考えるようになりました。私には明確にこういう仕事に就きたいというのが無く、自分の漠然とした状況に不安を感じていました。このままではいけない。何かしなくてはいけないと焦っていた時に、学友のひとりが語学留学を経験したことで目に見えて成長した様子に感銘を受けました。こんなに頑張っている友達がいるのに私はなにをやっているんだろう?そうだ!自分もやってみよう!と思ったのがきっかけです。

それと中学から高校まで担任の先生が海外の人であったりと、なにかと英語との接点がある環境でした。英語が必要と思える環境にいたのに自分の中で積極的に取り組まず、遠い存在だったことに気づきました。今後は語学力はあって当然と思っています。その語学を自信を持って「出来る!」と言える人になりたい。そして、社会人の基本として英語が出来る人になりたいと思ったのもきっかけです。

カナダを選んだのは高校の修学旅行がカナダだったのですが、体調不良で行けなかった悔しい思い出があったのと、友人はイギリスに行ったので別の場所に行きたいと思い選びました。私の負けず嫌いな性格が留学の意思をより固めてくれました。

参加するメリットは何だと思いますか?

名古屋商科大学では様々な種類の留学の機会を提供してくれているので、自分が求めている海外プログラムを選んで語学留学や海外体験に行けます。こういった学校側のサポートがあることで留学したいと思ったときに実行に移せるので、他大学や自分で留学準備をしている人の話を聞くと、だいぶ楽でチャンスを多く与えてもらえているんだと感じます。

自分でイチから調べて、学校にコンタクトを取ったりビザを取ったりすると、時間とお金がとてもかかります。名古屋商科大学では国際交流担当というサポートをしてくれるスタッフや奨学金も出ます。経済的負担も軽減出来るので、留学したいと思ったときにチャレンジしやすい環境がここにはあると思います。

そして、日本じゃない場所に行くのはとてもいい経験ができます。日本にいたら周りに遠慮してしまうけれど、海外に来たのだから知らない人に話しかけたり、とりあえずやってみることで自分の可能性が広がります。私も経験を無駄にしないために、せっかくカナダに来てるんだから!と積極的に行動することが出来ました。

留学中はどのように過ごしましたか

月曜日から金曜日は決められた授業をクラスメイトと学びました。文法や語彙力を高める授業がメインのほかに、美術やカメラ、歌など自分の好きなクラスを選べる科目もありました。私は歌の「Shinging!」というクラスを選びました。クラスメイトにピアノを弾ける子がいて、日本の歌「旅たちの日に」を歌っていたら、先生が感動してくれてました。その歌を老人ホームで披露するという授業があり、英語の歌だけではなく、中国語の歌、日本語の歌を歌ったことで老人ホームの方には喜んでいただけました。授業ではクラスメイトとペアになって会話練習をする機会もありました。隣の子とペアになると、仲の良い子とだけ話す雰囲気になっていたので、シャッフルして会話が出来るように提案をし、多くのクラスメイトと練習をすることが出来ました。

また、前期と後期の間に10日間のお休みがありました。語学プログラムでできた友達6人とナイアガラの滝とニューヨークに行ってきました。私は乗り物酔いが酷いので周りに迷惑をかける懸念があり、はじめは断っていたのですが、そういった点も構わないから一緒に思い出を作ろうと、誘い出してくれた友達がいてとても嬉しかったです。自由の女神を見たり、タイムズスクエアに行ったりと、飛行機、タクシー、など様々な乗り物に乗りました。友人には迷惑をかけつつも充実した時間を過ごし、この仲間たちのおかげでお休みを楽しむことができました。その甲斐あってか、乗り物酔いも少し克服できたと思います。語学留学は3ヶ月という短い期間でしたが、大切な仲間と出会え、良い思い出ができ、そして自信がつきました。

取材日:2018年8月22日


9月入学の留学生のオリエンテーションを行いました

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日進キャンパスにて本学の海外提携校から来た交換留学生77名と、英語による講義で学位を取得するGlobal BBAプログラムの9名の学生(計86名)を対象にオリエンテーションを行いました。オリエンテーションでは、本学の教育方針やアクティブラーニングによる授業スタイルについての説明のほか、キャンパスツアーや学食体験、警察官による交通安全に関する説明などを行いました。北南米、ヨーロッパ、アジアなど様々な国から来た学生たちはすぐに打ち解けてとても良い雰囲気の中で行われました。また、本学の日本人在学生も協力してくれており、留学生と積極的に交流していました。

オリエンテーションの様子をご紹介

留学生の様子

護身術の指導

日本の学生証を手にして

資料を受け取る様子

交換留学生とGlobal BBAプログラムの学生は、9月3日(月)より授業が開始します。正規留学生は9月10日(月)です。日本人学生による歓迎会(Welcome Party)は、9月21日(金)を予定しています。

Global BBAとは?

名古屋商科大学では、今年度よりGlobal BBAプログラムを新たにスタートしました。BBAとは、「Bachelor of Business Administration」の略で、4年間英語のみで世界トップレベルのビジネスを学べる革新的なプログラムです。グローバルビジネスの世界で活躍できる「フロンティア人材」になるために欠かせない、経営、会計、マーケティング、戦略のスキルを磨きます。


坂東特派員からの耳より情報

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「充実した大学生活を送りたい!」そう考えたことはありませんか?
今回は私が考える「充実した大学生活」をフォトジェニックな場所とともに紹介したいと思います。

広大な自然

名古屋商科大学・日進/長久手キャンパスの特徴の1つに広大な自然に囲まれていることが挙げられます。春には桜が咲き、夏には若葉が青々と生い茂り、秋には紅葉で赤く染まります。ちょうど今の季節は花が綺麗に咲いており、登校していくと白やピンクの花たちが出迎えてくれます。

オシャレなSORA CAFE

広大なキャンパスで午前中の講義を終えたら、学内にあるオシャレなCAFEでランチタイム。SORA CAFEでは落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食事ができます。ランチメニューでのオススメはとり天プレート!!さくさくの衣でカラっと揚がったとり天は絶品です。バランスよくリーズナブルに食べられるとり天プレートは一度食べるべし!SORA CAFEには無料Wi-Fiがあるため、講義の空き時間に予習するもよし、ゆったりとしたオシャレな空間なので友達とくつろぐのもオススメです。

放課の時間を使って

午後の講義を終えたらそのまま自宅へ…。ちょっとその前に寄り道をしていきます。今回寄り道していくのは名古屋商科大学から車で20分ほどかけて行くカフェDOWNEY CLASSICに寄り道していきます。日進市竹の山にあるカフェのダウニーは、大学から少し離れていますがオススメのスポットです。1日の講義を終えて夕食には少し早い16:00頃に、「今日も1日頑張ったな」という自分にご褒美のフレンチトーストはいかがでしょうか。甘いシロップをたっぷりかけて召し上がってみてください。ゆっくりとした時間を過ごし、リフレッシュをしてまた朝の講義へ。今回私が提案した「充実した大学生活」以外に、皆さんも自分だけの「充実した大学生活」を名古屋商科大学で見つけてみてください。


語学留学先で1位に!留学をして自信を持てた鈴木さん

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経営学部経営学科
都心型コース3年 鈴木 ららさん

2018年5月から3ヶ月間、カナダのクイーンズ大学にてフロンティア・スピリット・プログラムに挑戦した都心型コースの学生からお話を聞きました。

将来について不安や焦りを感じていた鈴木さんは、語学留学を経験した学友の変化を見て感化されました。

これから社会人になるにあたり語学力は必須と考えており、自信を持って「英語ができる!」と言えるようになりたいとカナダへの語学留学を決めました。留学したことで感じた都心型コースでの学びや将来の夢についてお話いただきました。

留学をしようとしたきっかけや、滞在中についてのインタビューはこちらから

どんなことを意識して留学生活を送りましたか?

私のモットーは、「やらないで後悔より、やって後悔したほうがいい」です。まずは、自分でやってみることで感覚をつかめます。留学中も迷ったらやってみることを大切にしていました。それにより、何か新しいことを始める恐怖心が少なくなりました。カナダにいるときも恐怖心や不安よりも興味の方が勝ち、どんなことにも参加できました。
クイーンズ大学の正規学生たちが主催してくれるイベントやアクティビティにもクラスのみんなを誘い積極的に参加しました。

過去に大学から行ったバングラデシュの海外インターンシップ(CAPI)での経験も活き、バングラデシュ人の友人もできました。実際に海外で様々な経験をしたことで自信もつきました。

都心型コースの学びが留学に活きましたか

私は、カナダの滞在中になんらかの1位をとるという目標を立てていました。語学クラスは前期と後期で分かれていて、授業態度や前期、後期で10回あるテストの結果をもってクラスでの評価が決まります。前期は同率1位の3人に入りました。そして、後期は15人ほどいるクラスの中で同率ではない1位になるぞ!と決めて頑張りました。その頑張りが評価され、クラスで1位になれました。

加えて、卒業式のときに担任の先生が選ぶクラスの中で1番優秀だった学生に贈られる賞「Student Achievement Award」にも選ばれました。選ばれるとは夢にも思っていなかったので、先生から「その人物は”RARA"」と発表された瞬間は嬉しく涙が止まりませんでした。

選考理由は、「この子は誰よりも質問が多かった。気になることがあったら、授業の最中や私が帰るのを引き止めても質問をしてくれた」「クラスメイトの手助けを積極的に行い、みんなが協力して学べる環境と交流できる場や流れを設けてくれた」と話してくれました。自分でも気をつけていた「分からないことは質問する」「いろいろな人と交流をする」という目標を評価してもらえてとても嬉しかったです。

都心型コースは100%アクティブラーニングなので、挙手することや自分の意見を伝えることに抵抗はありませんでした。同じクラスにも日本人の大学生が多くいたのですが、他の日本の大学では挙手をし発言する機会が少ないようです。私は周りの日本人に流されたくなくて英語しか話さないことを貫いきました。臆せず発言することで、クラスメイトから始めのうちは「日本人っぽいけど、どこの国の子かな?」と思われていたようです。ずっと都心型コースでやってきたことだから当たり前にできることですが、同じ日本人の学生には不思議に見えたようです。自分から動くことは意外と難しいですが、日々の訓練でそれが当たり前になっていました。

鈴木さんの今後の夢はなんですか?

日本でもカナダでも、私は「お母さんキャラ」とよく言われます。それは人の世話をしたがる、お節介やきという性格からだと思います。最初は「お母さん」と言われることが嫌でしたが、日本での環境だけでなく、海外でもそのように反応されることに、自分のアイデンティティだと受け入れられるようになりました。

私は、人に尽くしその人を笑顔にすることで自分も笑顔になれます。将来は人を笑顔に出来る仕事に就きたいと留学を通じて思うようになりました。それはどんな職種でも大切な考えだと思います。この考えが自分の基盤と自信を持って言える今は、将来への不安や焦りが無くなりました。

それと、英語の発音は昔から特に気をつけていました。話すことは上手く出来る方なのでホームステイ先の人にも英語が出来ると思われていました。ただ、言っていることを理解し話したいことをまとめることにとても苦労しました。この3ヶ月間の語学留学である程度出来るようになるだろうと思っていましたが、そんなことはなく自分の語学レベルを思い知る機会となりました。私は文法が苦手です。会話はなんとか出来ても文章力や難しい会話はまだまだ出来ていません。この留学ではその苦手部分の基礎を固めることが出来ました。今後は自信を持って「英語が出来ます!」と、言えるようになりたいです。まずはTOIECの点数アップを目指します。

留学して自分のやりたいことに対して自分の出来ることはまずはなんでもしたい!と思う気持ちが湧いてきています。将来の夢は漠然としてるけれど自分がどうありたいかと思えるベースが出来たことで不安や焦りを払拭できました。この留学で得た経験をこれからのインターンシップや就職活動で活かしていきたいです。

取材日:2018年8月22日

海外語学留学のフロンティア・スピリット・プログラムとは

名古屋商科大学では国際的な視野をもったグローバル人材を育成するために、海外語学留学のフロンティア・スピリット・プログラムを実施しています。イギリスのマンチェスター大学、カナダのクイーンズ大学、もしくは中国の北京外国語大学でのスクーリング(語学学習)に加え、希望者には現地での自主旅行が認められるユニークなプログラムで、ビジネスで使える実践的な語学力の修得をめざします。
また様々な困難、多くの人々との出会い、貴重な異文化体験を通して、本学建学の精神「フロンティア・スピリット」や真の国際感覚を育みます。


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